みなさんは毎年、クリスマス・お正月はどのようにお過ごしですか?
恋人と一緒に買い物や美味しいご飯を楽しむ
田舎に帰省して家族とゆっくり過ごす
学生であれば冬休みになるので、買い物や映画を楽しんだり、旅行に行ったりする
忘年会や新年会を楽しむ
クリスマスツリーを飾ってクリスマスの気分を味わう
実はこのクリスマス・お正月の伝統的な過ごし方は国によってかなり違います。
ということで今回の記事ではジョージアの正月・クリスマスにつ
いて紹介したいと思います。
まず一番の違いは
ジョージアのクリスマスは1月7日
なんとジョージアのクリスマスは12月25日ではなく1月7日なのです。クリスマスのあとにお正月が来る日本ですが、ジョージアではお正月の後にクリスマスになります。(正確には違うが後述)
ジョージアの国教は正教であり、正教会とカトリック教会は違うカレンダーを使うので
ジョージア
ロシア
セルビア
ウクライナ
などの正教が多い国ではユリウス暦でクリスマスを祝います。
ヨーロッパなどではグレゴリウス暦を使用してます。
ユリウス暦はグレゴリウス暦の13日遅れになるので、ジョージアでは1月7日がクリスマスで、1月14日が旧正月になります。
12月25日はジョージアの町はいろいろなクリスマスの飾りがされてますが、ヨーロッパのような大きなお祝いはしません。
大みそかの12月31日は世界と同じようにお祝いをします。
ジョージアは家族関係はとても強いので、12月31日は家族や親戚で集まって一緒にスフラ(სუფრა)の準備します。(スフラはジョージアの宴会のことです)
料理を作って家族でお祝いをする以外には、町でやっているコンサートに行く人もいます。
また、元旦の夜はジョージア各地で花火をします。自分の家の窓から花火をする
人も多いので日本と比べたら、にぎやかなお正月です。
旧暦クリスマスである1月7日には多くの人がミサに行きます。
クリスマスイヴには歌を歌いながら街の中を歩いて、いろいろな家を回ってお菓子を集めます。
私が子供の頃も田舎で、近所の友達と集まって歌いながらお菓子を集めていました。
残念ながら現在はこの伝統はだんだんなくなってきていますが、クリスマスイヴの夜、トビリシでは正教会の団体が皆で街を歩いたりしています。歌いながら近くの家を訪ねてお菓子集める伝統はアリロ(ალილო)と呼ばれています。
アリロの伝統はヨーロッパなどのハロウィンと似ています。
お正月の料理や伝統などについては次の記事にまとめます。今回の記事についてご質問、ご感想などはTwitterでお待ちしています。
#ジョージア #グルジア #ジョージア語 #トビリシ #グルジア人 #ジョージアスフラ #ジョージアお正月 #グルジアクリスマス #グルジア正教 #メテヒ教会トビリシ #グルジア語
Comentarios